年々健康志向の高まりにより、通勤や休日の移動に自転車を使う人が増えている傾向にあるようです。確かに自転車に乗っていると、風を感じながら自然を感じながら目的地へと行くことが出来ますし、テンションも上がるでしょう。中には100㎞以上もの距離を自転車でサイクリングに行く方もいるようです。一見何十㎞とか100㎞とかと聞くと、思わず驚かれる方がほとんどだと思います。ですが、事前に計画を立てて途中途中で休憩しながら進めば時間はかかっても目的地に辿り着くことも可能でしょうし、泊まり掛けで行くことも出来るでしょう。そして、長旅の後に絶景を目の前にした感動は格別です。また、その土地その場所で様々な発見や出会いがあるかもしれませんし、それも旅の醍醐味だと思います。
それに一口に自転車といっても、いわゆる「ママチャリ」から、クロスバイクやロードバイクといったスポーツタイプのものもあれば、マウンテンバイクといった登山に適したものもあります。そして、価格もリーズナブルな価格のものから、ロードバイクに関しては中古なら車が買えてしまえるような価格のものまで幅広くあります。ママチャリでは物足りないと思っている方は、クロスバイクやロードバイクにランクアップするのも良いでしょう。普段使いはもちろんのこと、長距離のサイクリングに挑戦してみることもオススメです。
また、自転車で目的地を訪れることによって、現地を自転車で見て回ることも可能です。必ずしも都合の良い場所にレンタルバイクやレンタルキックボードがあるとは限りません。距離が近くのんびり歩いて見て回りたいなら歩いて見て回るのも良し、少し距離があるなら自転車を使うといった選択が出来ることもメリットだと思います。
このサイトでは、そんなサイクリングに行きたくなるような東京都調布市のオススメスポットを4箇所ご紹介します。
東京都調布市とは
調布市は、東京都の多摩地域の市のひとつで東部に位置しています。都心に近いながらも古くからの寺や神社、武蔵野の自然が数多く残っているのが特徴で、また多摩川や野川の他川も多数流れていて、特に多摩川の北岸には市内全域に渡ってサイクリングロードが整備されています。正にサイクリングで自然を楽しむのに相応しい地域です。
深大寺
深大寺は、調布市元町にある仏教寺院で、東京都では浅草の浅草寺の次に古い寺院です。調布市で最も有名なスポットと言っても過言ではないでしょう。
湧水の多い崖面に抱かれるように立地しているため、境内に複数の湧水源があります。なので、深大寺は水と緑が特に豊かで、不動の滝は「東京の名湧水57選」に選定されています。
神代植物公園
神代植物公園は、前記の深大寺に隣接している、都内唯一の植物公園として開園されました。約4,800種類、10万本の樹木が植えられています。園内は、ばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分けられていて武蔵野の面影が残る四季折々の植物を観覧することが出来ます。
調布飛行場
調布飛行場は、東京都本土と伊豆諸島を結ぶ空の玄関口である。また、旅客だけでなく伊豆諸島の海産物や農産品の空輸拠点であり、ターミナル内にはそれら特産品の自動販売機が置かれています。
羽田や成田とは使われ方や目的は違うのですが、街中に空港があることに何か不思議な感覚というか、奥行きを感じました。そんな感覚を感じたのは私だけかもしれないですが・・・
野川公園
野川公園は、調布市の他小金井市、三鷹市にまたがる都立公園です。芝生広場の他にデイキャンプ場、テニスコート、バーベキュー場、わんぱく広場とアスレチック場を備えています。
また、「野の森構想」と名付けられた緑地系統が造られている国分寺崖線の湧水がある立地を活かして「自然観察園」が造られています。ゆえにこの公園はより深い緑が広がっています。
全体のまとめ
いかがでしたでしょうか?東京の多摩地域は自然が豊かな場所が数多く存在しますが、調布市も例外なく自然が美しく、素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。しかも都心からでもそこまで遠くはないので、自転車でサイクリングを楽しみながら出かけることも決して難しいことではありません。
それにもし「サイクリングに興味はあるけど体力に自信がない…」という方がいたとしても、休憩なしで行く必要は全くないのですから、途中途中でその自然を堪能しながら休憩を挟みながら自身のペースで行けば問題ないはずです。そして調布市の次には奥多摩方面の他、更に遠い場所に挑戦してみるのもオススメです。是非サイクリングを始めてみてはいかがでしょうか?
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